精神の煮こごり。

毎日一回以上更新。次の目標は三ヶ月継続!

【四十七日】視線の先には飛蚊症

飛蚊症、という病気がある。僕も詳しくは知らないのだが、眼球の中に充満している「硝子体」というやつにしわができたり、一部が劣化することがあるのだそうだ。そして、視線を動かすと極小の靄というか影のようなものが視界に常についてまわるようになる。

僕はつい最近、飛蚊症になったらしい。つい最近、というのはこの前まで目の中にそんな影は見えなかったのに、ふと気が付くと視線に追随して何かが常に視界のなかにあることに気が付いたからだった。描写するのが難しいのだが、縮れた糸くずのような茶色みがかったものが常に視線に追随してくる。最初は目にゴミがはいったのかな?と思って目薬をさしたり目を洗ってみたりしたのだが、何日たっても一向にいなくなる気配がない。で、そのことを何気なく人に話したら、それは飛蚊症というやつじゃない?と指摘されたというわけだ。

飛蚊症は基本的に治ることがないらしい。ただ、常に視界にあるといっても見えるものを邪魔するような大きさではないので、だんだんと脳が慣れて気にならないようにはなっていくそうだ。ちょうどメガネをかけている人が視界に移るフレームを気にならなくなるのと同じである。しかし、僕はまだ飛蚊症になって日が浅いからか、常に視界をウロウロしている感じがとても気になる。意味はないとわかっていても目薬をさしたり目をぎゅっと指で押さえてしまう。はやくこのモヤモヤしたものが「図と地」の地になってほしいものだ。