精神の煮こごり。

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【五十一日目】何もしないで過ごす

何もしないでいるって難しい。そう思いませんか?

 

とりあえず暇になるとスマホに手を伸ばしてしまう。無意味にネットで時間を潰し、気がつくと何時間も経っている。そうでなくても、常に「やらなきゃいけないこと」に急き立てられている気がして、完全にボーッとするのって意外と難しい。今は論文に追われてるので余計にそう感じるのかもしれない。

 

とりあえず、パソコンも開かず、スマホも手に取らず、本も取り出さず、机の前に座る。ペンも持たず、ノートも開かず、指を組んでただ何も考えないように努める。何も考えないように意識するというのが実は難しい。刺激がないと、すぐに頭は考え事を始める。よくあるのが、人と会ったときのことを思い出して、あんなこと言わなきゃ良かったとか、こういう風に行動すれば良かった、と、後悔する一人反省会。あとは、自分の将来のこと。どういう仕事をして、どんな生活を送っているのか…。

 

考え始めてしまうと、もう諦めてそのまま思考を漂わせる。あれこれととりとめなく連想が続いていると、ある瞬間、エアポケットのように何も考えない時間が訪れる。思考が空中停止する。

 

エアポケットというと、大学院生というこの二年間自体が人生のエアポケットだったような気もする。学部のときの同期は皆就職してしまい、一人で黙々と大学に通っている。同世代の人と話をする機会が激減したので、とりあえず一人で本を手当たり次第読んでいる。土日も平日も関係なく、ただ毎日を読書と研究で塗りつぶすように過ごしていると、社会から取り残されたような感覚に襲われる。とはいえ、変に焦るわけでもなく、卒業(修了)までのタイムリミットを待ちながらどうでもいいことばかり考えている。

大学院生活はまさにエアポケットだ。

 

で、何も考えない時間が到達すると、とにかく時計を眺めて過ごすのだ。5分、10分、うまくその時間が続けばあっという間に数時間、一日が経つ。待ち時間の長い暇なバイトをしていたときは、とにかくこうやって過ごしていた。

こういうとき、幼い頃よりも確実に、一日が早くなったことを実感する。

 

論文が行き詰まったら、とりあえず何も考えない。考えない。散歩して気分転換をして…気がついたら今日も一日が終わっていた。